【管理栄養士が徹底解説】無添加調味料を選ぶ3つのコツと調味料10選

【管理栄養士が徹底解説】無添加調味料を選ぶ3つのコツと調味料10選

「無添加に興味はあるけど何から始めていいのか分からない」「無添加って体によさそうだけど何を選べばよいかわからない」と思ったことはありませんか。
 
そんな方には、調味料は味の基盤になるため調味料から無添加のものを活用してみるのがよいでしょう。
 
そこで今回は「無添加」とはなにか、無添加調味料を選ぶポイント、おすすめの無添加調味料などについてご紹介していきます。
 
本記事を読み、明日から無添加調味料を取り入れて、健康な毎日への一歩を踏み出しましょう。
 

「無添加」とは?


 
無添加とは、「食品添加物が原材料の産地から最終加工食品完成までの全工程におい
て、一切使用されていないこと」と定義されています。
さらに食品添加物とは食品衛生法第4条第2項で「食品の製造過程、または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和、湿潤、その他の方法によって使用するもの」と定義されています。
引用:『食品衛生法 | e-Gov法令検索』
 
つまり無添加とは「食品添加物」といわれる保存料・甘味料・着色料・香料などが入っていない食品になります。
 
またスーパー等で「〇〇無添加」や「〇〇不使用」と表記された食品表示を見たことはありませんか?
 
前述の通り「無添加」と表示するためには、食品添加物を一切使用しないことが定義となります。
 
しかし食品製造の際に添加物を一切使用せずに食品を作るのは難しく、特定の添加物を指定して「〇〇無添加」や「〇〇不使用」と表示する場合があります。
 
さらに無添加表示については詳細に規定されておらず、任意で行われているため、本当に無添加なのか、何が無添加なのかをしっかり確認しましょう。
 
『無添加食品って?健康におすすめなワケ』
https://www.yomimarche.com/magazine/mutenka-health/
 

調味料に含まれる食品添加物のメリット・デメリット


 
調味料の中でも、化学的に合成されたものは、添加物として取り扱います。
添加物としての調味料は、昆布やかつお節の中にあったうま味成分を化学的に合成、抽出したものです。
 
さらに添加物としての調味料は、アミノ酸、核酸、有機酸、無機塩に分けられ、表示の際は、「調味料(アミノ酸)」のように表記されます。
 
調味料は毎日口に入れるものだから心配な方もいらっしゃるかと思います。
しかし添加物としての調味料を入れることで少量でも手間ひまかけずに手軽に美味しさを感じられるメリットも。
 
ただし大量に摂取した場合や複数の添加物を同時に摂取した場合は健康障害が生じる恐れがあるため注意が必要です。
 
『無添加食品を選ぶメリット・デメリットとは?購入時の注意点も紹介』
https://www.yomimarche.com/magazine/mutenka-merit-demerit/
 

無添加調味料を選ぶ際に確認するべき3つのポイント


 
「無添加と記載があるのによく確認すると一部添加物が入っていた」など思ったものと違う商品を購入しないために無添加調味料を選ぶ際の3つのポイントについてご紹介します。
 

ポイント①裏面の食品表示を確認する

無添加調味料を選ぶ際には必ず裏面の「原材料表示」を確認するようにしましょう。
「保存料不使用」と記載がある場合でも「調味料(アミノ酸)」など化学調味料が入っている可能性があります。
 
ネットで購入する場合も必ず原材料表示を確認する癖をつけましょう。
癖をつけることで食品添加物に対する知識がつき、間違いを予防できます。
 

ポイント②生産元がわかる食品を購入する

無添加表示については詳細な規定がないため、食品を作る過程で微量の添加物が入っていても「無添加」と表記している場合もあります。
 
商品がどこでどのように作られたのか確認すること、信頼できる生産者から購入することで安心して買い物ができます。
 

ポイント③生産元がわかる無添加食品の購入サイトで購入する

「どこで無添加調味料を買ったらよいのか分からない」「スーパーは無添加調味料の種類が少なく買いたい無添加調味料がない」そんな経験はありませんか。
その場合は、生産元がわかる「よみマルシェ」などの無添加食品のサイトで購入するとよいでしょう。
 
参照:『よみマルシェ』
https://www.yomimarche.com
 

和食に使える調味料5選


 
通販で購入できる無添加の和食・洋食調味料10選についてご紹介いたします。
和食に使える調味料は「よみマルシェ」、洋食に使用できる調味料は「Amazon」で購入可能で商品のこだわりについてもご紹介していきます。
 

調味料①麴の魚醤


 
「魚醤」とは、魚介類を主原料とした調味料を指します。魚介の旨みを引き出すため、地元但馬の大豆と小麦で麹をつくり、さらに魚介をまるごと1年かけてじっくり発酵。
地元特産の「香住ガニ」にくわえ「甘えび・ノドグロ・ハタハタ・タコ」といった5種類セットでサラダや豆腐にかけて食べるのがおすすめです。
 
麹の魚醤 5本セット(香住ガニ・甘えび・ノドグロ・ハタハタ・タコ)
 

調味料②BAKASCO


 
「BAKASCO(バカスコ)」は、徳島県産100%のゆずの爽やかな香りをベースに、柿酢の酸味と唐辛子の辛味がクセになる新感覚のゆずペッパーソースです。
原材料はゆず果汁、柿酢、塩、ゆず皮、唐辛子。
 
パスタやピザなどの定番にはもちろん、うどんや焼き鳥、刺身、焼き魚にもクセになるゆずの風味がたまりません。
 
BAKASCO(バカスコ) 3本セット
 

調味料③菊芋酢

菊芋とは、ごぼうの風味とレンコンのようなサクサクした食感を持つ野菜。
なんと菊芋の生産からお酢の製造まで自家製で作られており、まろやかでさわやかな酸味が特徴。ビネガードリンクや肉料理のソースとしておすすめです。
 

調味料④蜜匠はちみつ4袋セット


先祖代々続く養蜂一家が販売する国産はちみつ4種「蜜匠花々・蜜匠アカシア・蜜匠とち・蜜匠りんご」の味比べセット。
花の蜜が異なるので食べ比べや料理に合わせて使い分けて楽しめます。
 
蜜匠はちみつ4袋セット(スプーン付)
 

調味料⑤5色のお塩


 
すべての工程を手作業で丁寧に作ったこだわりの5色のお塩セット。
日本百景にも選定された新潟県の「笹川流れ」で作られた塩のみ使用し、雑味や苦味が少なく、まろやかな味わいが特徴です。
ボイルした野菜や料理に合わせて塩を使い分けるのも楽しみに。
 
越後天然塩5色のしおり(塩)味わいセット
 

洋食に使える調味料5選

調味料①国産野菜だけ使用 無添加 野菜だけのやさしい旨みだし


料理研究家も絶賛!野菜の濃縮した上品な旨みが味わえる逸品をお届けします。
6種類の国産野菜だけを使用して、食塩・調味料・保存料を一切使用せずにだしパックにしているのが特徴。
和洋どんな料理にあうのはもちろん、離乳食やヴィーガンの方にもおすすめです。
中華だけでなく、和食・洋食にもおすすめ。
 
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調味料②有機りんご100%オーガニックアップルソース


自然豊かなアメリカのオーガニック農園で有機栽培されたりんごを100%使用!小ぶりなリンゴ6つ分のリンゴペーストをぎゅっと詰め込んでおり、りんごのやさしい甘さが広がります。
砂糖やみりんの代わりにどんな料理にも使えるのでおすすめ。片手でキャップからサラサラと使えるので、1人前から大人数の料理まで調節しやすく1本で、約30人分が作れます。
 
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調味料③ガーリックオイル


kimataファームが販売している 新潟県産のにおいの残らない 食べるオリーブオイル。
甘味が強い新潟県産の発芽にんにく、エキストラバージンオイル、塩のみ使用。
ガーリックトースト、チャーハン、パスタなどにおすすめです。
 
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調味料④食塩不使用ドレッシング 2本セット


通常のドレッシングではほとんど使われない高品質のエキストラバージンオリーブオイルを使っているのが特徴。
トマトのリコピンも豊富に含まれており、食塩も不使用なため、生活習慣病が気になる人にもおすすめです。
 
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調味料⑤有機トマトケチャップ


ヒカリ食品が販売する有機トマトケチャップ。
たまねぎ、にんにくは100%国内産有機のものを使用しており、保存料、着色料、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、遺伝子組み換え由来の原料は一切使用していないのが特徴。
 
普段使いの調味料として、オムレツやホットドックだけではなく煮物・炒め物にもおすすめです。
 
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「健康な毎日」は日々の食事の積み重ねから

無添加調味料を選ぶ3つのコツと調味料10選など無添加の調味料を中心にご紹介いたしました。
調味料は味付けの基盤になるため、調味料から無理なく自分にあった無添加生活を始めてみるとよいでしょう。
 
また健康な毎日は日々の食事の積み重ねで作られます。
まずは無添加調味料を使うことから始め、将来の健康を意識してみましょう。
 

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